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黒田 日銀総裁2期目スタート
社長ブログ2018.11.16
先日、黒田日銀総裁の2期目がスタートとなりました。
その中で「物価上昇2%」目標を維持とする旨の発表がありました。
逆にその目標が達成しなければ、現在の異次元の金融緩和政策を続ける
という趣旨ではないかと思われます。ただ、現在の状況でも2%の目標の達成が厳しいと言われる中、
これから先、物価上昇目標を達成を妨げる要因が2つあります。一つは、トランプ大統領
北朝鮮問題が前向きに前進して、地政学リスクが回避されたかと思われた先・・・・
まさかの中国に対して貿易戦争を仕掛けるという行動。
またシリア情勢にも首を突っ込むという問題児ぶり。
これが何が問題化というと、リスクが高まると、世界のマネーが安全資産といわれる
日本の円に集まり、円高につながる。円高につながれば、半年から1年くらいにかけて物価安になる傾向が高いです。
分かりやすく言えば、外国の100円のオレンジが円高になることで、80円で食べれる
ことになります。
その結果、売り上げも落ち、賃料も下がり、以前のようにデフレマインドに
つながりますよね。。。もう一つは、2019年に予定されている消費税の増額
私が言うまでもなく、物価が上がるのではなく、税金が上がる
シンプルに物価を上げるにはただでさえ上がった税金に上乗せをするので、
賃金が上がらなければならない。
でも給料は上がっていない。これら二つを見ても、2%は程遠い目標ですね。
ただアベノミクスの実行には異次元緩和は必需なので、続くとは思いますが、こんなにお金の流通量を増やしたら
ハイパーインフレのリスクやバブルがはじけたときの対応はどうなるか不安ですね~ヒルズ不動産コンサルティング
不動産コンサルタント