-
買い時感、直近10年で最低(住宅新報)
社長ブログ2020.02.18
https://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000042465(住宅新報)
19年度「住宅の居住志向および購買等に関する意識調査」(有効回答数2万2183件)によると、不動産が「買い時だと思う」は13.0%(前年比3.3ポイント減)で、直近10年の調査で最低となった。買い時感は16年度の24.9%を境に3年連続で減少。一方、「買い時だと思わない」は28.9%(同6.3ポイント増)、「分からない」は3.0ポイント減少し58.0%となった。
買い時だと思う理由は「住宅ローン減税など消費増税に係る支援制度が拡充されている」が51.1%と最も高く、「今後、住宅ローンの金利が上昇しそう」が23.4%で続いた。買い時だと思わない理由は「不動産価値が下落しそう」が26.8%と最も多かった。現在の居住形態にかかわらず、持ち家派は80.9%(前年比0.4ポイント増)と全体の8割を占めた。更に持ち家派の中でも約6割が一戸建てを選択している。他方、賃貸派は全体の19.1%(同0.4ポイント減)で、その理由として「住宅ローンに縛られたくない」「天災時に家を所有していることがリスクになる」が上位を占めた。(2020年2月11日記事一部抜粋)記事にもでていましたが、買い時感が減っているのは、確かに一理あるかと思います。
不動産コンサルタントの立場としても、現在の不動産市況は高いと考えています。
ただ、それに伴い住宅ローンの審査が通りやすい点と低金利が続いているので、購入できる層が拡大しているという点も見逃せないと思います。
景気が悪いと中古市場から物件が出にくい、ローンの審査が厳しくなるという悪循環がおきます。いずれ住宅ローンの金利が上昇したときには、買いたくても購入できないので、いまが買い時というのは間違いないと思います。