住宅ローンの支払いが難しい場合の対処法とは?

予期せぬ収入の減少、病気、失業、あるいはその他の経済的な事情により、住宅ローンの支払いが困難になることは誰にでも起こり得ます。

このような状況に直面した場合、ひとりで抱え込まず、早めに対応を取ることが非常に重要です。

ここでは、住宅ローンの支払いが難しくなった場合に考えられる対処法について考えていきます。

住宅ローンの支払いが難しくなった場合に考えられる対処法

以下のように段階的に対応するのが肝要です。

1. 家計の見直しとリスケジュールの検討

まず最初に行うべきは、自身の家計状況を詳細に見直し収入と支出のバランスを把握し、住宅ローン返済の優先順位を高めることが必要です。

その上で、金融機関への相談を検討しましょう。

返済が困難になった事情を正直に説明し、返済条件の変更(リスケジュール)について相談します。

具体的には、毎月の返済額を減らすために返済期間を延長してもらうという条件や、 一定期間、元金の返済を据え置き、利息のみを支払うことで、毎月の負担を一時的に軽減するという条件へと変更してもらうことが考えられます。

ボーナス返済の場合は、ボーナス払いをなくし、毎月の返済額に均等に割り振ることで、ボーナス月の負担を軽減することも有効です。

2. 公的支援制度の活用

家計の見直しや金融機関との交渉だけでは解決が難しい場合、国や自治体が提供する公的支援制度の活用も検討しましょう。

失業や減収により家賃の支払いが困難になった方を対象に、自治体から家賃の一部が補助される住居確保給付金制度や、生活保護の受給を検討すべきです。

住宅ローンを支払っている自宅であっても、その状況によっては生活保護の対象となる場合があります。

3. 売却による対応

返済の見通しが立たない場合の最終的な解決方法は家の売却になります。

しかし、その場合でも、競売になる前に自ら家の処分手続きを進めることで、より有利な解決を目指せます。

住宅ローンの滞納が続き、このままでは競売にかけられてしまう前に、債権者である金融機関の同意を得て、市場価格に近い価格で自宅を売却する任意売却や自宅を売却した後も、その家に賃料を支払うことで住み続けることができるリースバックの活用が考えられます。

まとめ

住宅ローンの支払いが難しいときには、支払いの延長や減額の交渉や公的制度の利用、売却債務整理など、段階的にさまざまな選択肢があります。

最初の滞納の段階で金融機関に相談すること、収入の減少など事情がある場合は書面で説明すること、そして専門家に早めに相談することが、選べる選択肢を増やし、状況の悪化を防ぐ鍵になります。

住宅ローンの問題を放置すると、自宅が競売されてしまうなどの状況に陥るリスクが高まるため、住宅ローンにお悩みの方は株式会社ヒルズ不動産コンサルティングまでご相談ください。